シェア見スタンドは、2人で対話するときに、「直角二等辺三角形」の位置関係を
作りやすいので、アイデアを生み出すのに効果的です。
2人の対話の中でアイデアを生み出すことが大事だと指摘されています。
そして、アイデアを生み出すためには、
2人の位置関係を「直角二等辺三角形」にするのが効果的だと
おっしゃっています。
共通の資料を頂点として、2人の向かう角度が直角になるように座るのです。 齋藤先生は、そのために、下の図のように、 2人がテーブルの同じ側に並んで座ったり、 テーブルのコーナーをはさんで座ったりして、 「直角二等辺三角形」の位置関係を作ることを勧めておられます。 こうすることにより、必要以上に相手の存在を意識することがなくなり、
意識の大半が共通の土俵である資料に向けられるので、
アイデアを生み出しやすくなるのだそうです。
この位置関係を作るのに、シェア見スタンドが役立ちます。
一つの資料を「シェア見」するので、「直角二等辺三角形」が作りやすいのです。
ところで、現実に2人で会議や打ち合わせをするときには、
テーブルをはさんで向かい合って座る機会が多いのではないでしょうか? そんな時にも、シェア見スタンドが役立ちます。
向かい合って座った時に、2人の間の中心線から少しずらして、
シェア見スタンドを置くのです。
そして、2人の身体を45度だけシェア見スタンドの方に向けるだけで、 一瞬にして「直角二等辺三角形」が誕生します。 このようにシェア見スタンドは、
2人で対話をするときに「直角二等辺三角形」を簡単に作り出せるので、
アイデアを生み出すのにたいへん効果的なツールなのです。
ぜひ、2人の会議・打ち合わせをアイデアあふれる生産性の高いものにするために シェア見スタンドをお役立てください! 同書では、会議革命を起こす10の法則と、会議革命を起こす3つのメソッド、会議をさらにグレードアップする3つの方法が提唱されています。
2人で直角二等辺三角形を作る方法は、3つのメソッドの1つ目「ポジショニング」の中で述べられています。詳しくは同書をご覧ください。
なお、上の2つの図は、同書 p. 165 の「図3 直角二等辺三角形のポジションに座る」からの引用(再現)です。3つ目の図は弊社で作成したものです。
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